Snowshoeing In KITA_YOKODAKE

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2/12(日)のおはなし。
晴れ予報に誘われて、今年も北ヤツの森に行ってきました~。






かねてから、大のお気に入りで。

春夏秋冬、どの季節に訪れても、
それぞれに異なる表情で迎えてくれる場所。

『八ヶ岳山塊』



昨年3月、念願かなって訪れて見た、八ヶ岳の雪の世界の
感動的な美しさは、一年たった今でも
印象深く目に焼きついています。


・・・あれから丸1年。
またもや心躍る季節がやってきました。


2012年、冬。
導かれるがごとく、再び、北八ヶ岳へ。



*******


とっておきの場所だからこそ
とっておきの日を待ちわびていました。


元々、この日は同僚たちと黒百合~天狗に
泊りがけでスノーハイクに行っているはずの予定。


が、諸事情により来月に延期となり。
週末金曜日の時点で、急遽ソロに予定変更。


「さーて、どこにしよっかなぁ」


天気図とにらめっこしながら、行き先を練ること
数時間、、、。


ふむふむ。
岐阜と群馬&栃木エリアは終日雪予報、とな。

となれば、必然的に晴れマークが並ぶ、
長野エリアへと、気持ちが徐々に傾いていきます。



最後は facebookの最新情報 が決め手となり。

美しき樹氷群に出会うべく、いざ北八ヶ岳へ!



**********


日曜日の朝。
まだ暗い早朝4:30頃に自宅を出発します。


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朝焼けの空と富士山がうつくしい~。


道中の中央道では、キリッと晴れ上がった
快晴の空が広がっていました。


「これは好天が期待できるかも...!」 と、
うきうきしながら車を走らせていくと、、、


諏訪市内から雲行きが怪しくなり始め、
蓼科近辺では、すっかりどんよ~り曇り空。


あれまー・・・。汗


こりゃ~、今日はだめかもなぁ。。。


・・・とりあえず、天候回復に期待して、
そのまま車を走らせます。。。



車を停める「ピラタス蓼科ロープウェイ」に
到着したのは8時前でしたでしょうか。


この時点ではまだ駐車場もガラガラ。


ささっと支度を済ませ、始発に乗るべく、
少し早めに乗車口へ向かいます。


ロープウエイの始発は9:00。


スキーヤー&ハイカーとともに、始発に乗り込み、
標高約1,700mの山麓駅から山頂駅へ!


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山頂駅に降り立つと、すでにそこは
標高2,240mの世界。


「うひょー!」

・・・しかし見事に一面まっちろ~。汗


このときの気温は、おそらく-15℃ほど?


もし、不十分な装備でこようものなら、
この時点で心も折れてしまうことでしょう。。。


なんだかまるで、冷凍庫にでも
入り込んだような気分です。


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坪庭の看板から左手のルートをとり、
北横岳山頂を目指して、奥へ奥へと進みます。


坪庭の中心部あたりになると辺りには人影もなく、、、
雪をまとった樹氷の森が、なんだかオームのように
見えてきます。


そう、そこはまるで、ナウシカの物語に出てくる
腐海のような世界なのでした。


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坪庭から先、横岳山頂までは、狭い登山道となり、
左右には覆いかぶさるように樹氷の森が広がります。


森に足を踏み入れると、途端にぴたっと風が止み、
足元も、もふもふのふっかふか~。

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冷たく吹きすさぶ西風を受けとめてくれているのは
どっしりと雪をまとったシラビソたち。


なんだかまるで山頂へと向かう登山者を
守ってくれているかのよう。


ありがたや。
ありがたや。


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AM10:30頃。

ロープウェイ山頂駅を出発して1時間ほどで
あっという間に頂上直下のヒュッテに到着です。

ここまで来れば、山頂まであと15分程度。


しかし、視界は依然、まっしろしろ。。。

・・・むむー


もしかして晴れてくるかも?と、根拠の無い
直感を信じて、しばしこちらで小休止をば。


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こちらの北横岳ヒュッテは、約2400mにある
通年営業で完全予約制の山小屋です。

ちなみに、 北横岳ヒュッテのHP の写真の
美しさは超絶すんばらしい~です。

もうほんとに、うっとりしてしまう景色たち。

たまたま、行き先を迷っているときにみかけて、
すっかり心奪われてしまいました。

いつか、こちらのヒュッテに泊まって、満天の
星空なども眺めてみたいものですm(_ _)m


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まぁ、急ぐ旅でもなし。

のんびり休むこと20分ほど。


「おー!!」

なんと、突然、ぱーっと雲が晴れてきました^^


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きづけばパラパラと降り続いていた粉雪も止み、
どんどん青空が広がって行きます。


「うん、これは絶対に晴れる...!」

そう確信し、白い回廊を抜け、いざ山頂へ。


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ビュー!
ビュー!!

森林限界が近づき、強烈な風が吹きすさぶ中、
急登なトレースを一歩一歩、登っていきます。

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「わぉ!」

次第に展望が開け、南方面を見渡せば縞枯山、
そして茶臼山越しの南八ヶ岳がどーん。

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ほどなくして、北横岳南峰登頂。

標高約2,480mの山頂からの展望は、
まさに絶景!!でした♪

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「き~もちいー!」


登ってきた登山道を見下ろしながら。

八ヶ岳のシルエットがなんとも美しく。


目の前に広がる、澄み切った青空と白い樹氷群の
まばゆい光景。

360℃広がる絶景に、ただただ見とれてしまいます。


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南峰からの景色を、しばしの間楽しんだ後は、
今度は山頂碑のある北峰へ~。


この北峰への稜線では、にょっきにょきと並ぶ
”えびの尻尾” たちが出迎えてくれていました^^


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いやはや、こちらも美しい~。

ここはまるで、チケット要らずの美術館。

まさに自然のアートが視界いっぱいに
広がっていました。

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南峰より8mほど高い北峰の山頂からは
また違う景色が広がっており。

ここからはぽっこり浮かぶ蓼科山もよく見えました^^

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しかし、さすがに稜線の風はすさまじく・・・。

山頂碑や石碑も風と雪でこのとおり。

そのうちすっぽり埋もれてしまいそう...?です。

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眼下には、まぁ、なんともおいしそうな小枝たちが。

小枝ホワイトをさらにバージョンアップしたような・・・

えーっと、えーっと。

あ、そうそう、明治のフラン・・・?みたいな。

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で、ふたたび南峰へ戻って、南斜面を見下ろしながら、
この景色を目に焼き付けます。


今日も素敵な景色をありがとう!


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さぁ~て、と。


名残惜しくも、一路、もと来た道を
そろりそろりと下山します。


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で、合間合間には、

「ひゃほ~い♪」 と。

尻セードをば!


雪山の下山路でなにがたのしいって、
このすべり降りる瞬間、ですねー。


登った分だけ楽しめる、楽しいご褒美^^


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そんなこんなで、尻すべりを楽しんでいたら、、、


ほんとに、あっという間にヒュッテに到着。


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いやはや、なんとも。
行きに見た景色とは雲泥の差、ですね。


冬山の天気はまさに紙一重。

太陽に感謝感謝ですm(_ _)m


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太陽のおかげで気温もぐんぐんあがり、
気分は爽快♪ 


往路とは違う表情を楽しみながら、
うきうきと軽快に下ります。


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どこまでも澄み切った青と白の世界。

まぶしくも美しい、ハイコントラストの
雪景色に終始うっとり。


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足元には、太陽があたって、きらきらと輝く
雪の結晶たち。


氷屋さんのカキ氷みたいに、ふわっふわ。

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頭上には、澄んだ青空と白い木々。


そんな小枝ロードは、実にたのしい
さんぽみちなのでした^^

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そんなこんなで、帰路は40分ほどで
坪庭まで降りてきました。


あとは平坦な道を歩いて山頂駅まで戻り、13時の
ロープウェイで一気に下界へ。


車窓からは日本三大アルプスどーん!
晴れの日はまさに絶景。

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そして最後は、麓の蓼科そばで〆。

あー うましっ。


信州の蕎麦はやっぱりおいしいなぁ。

蕎麦好きとしては、下山後の至福があるのが、
尚いっそう、うれしいポイント。


いやー、終わってみれば、天候も景色も
絶好のコンディションで、最高の外遊びでした♪


のんびり歩いても、所要4時間ほどで、
これだけの景色が楽しめる北横岳。


さすが、人気があるのがうなずけます。




さてと、お次はどこのルートにいこうかな~。

いけばいくほど魅了され、たのしい悩みは
冬もつきないわたくしなのでありました。


(完)
Commented by ken at 2012-02-19 15:08 x
すごいすごい!!
晴れと、そうでない時のギャップがこれまた凄いわっ!

家でヌクヌク…が気持ち良くて習慣化している現在…
寒いから出掛けたくない的な状態でしたが、この画像で目が覚めた(笑
山行きてぇー!!
Commented by けれる at 2012-02-19 23:33 x
いやー、これは凄いキレイな青と白ですね~!

ホント、うっとりです。

1日の中でもこんなに天候の変化があるんですね、山の中は。

Commented by ひよこ at 2012-02-20 08:41 x
素晴らしい景色ありがとうございます。
九州には2000m級のお山がないので、ウラヤマシイかぎりです…

今シーズンの雪山は終了の予定でしたが、また行きたくなってしまった~
Commented by オスカル at 2012-02-20 16:55 x
これまた相変わらずキレイな写真でたまらんです。
冬の八ヶ岳は、営業してる小屋がたくさんあって助かりますよね。

僕もこの土日で八ヶ岳行ってきて、今は筋肉痛です。
黒百合でテント泊して、天狗-根石-硫黄岳と歩いてきました。
天気良くて最高でした。
Commented by slow_trip at 2012-02-21 06:00
>kenさん
ごぶさたです^^

そうなんです、曇りと晴れでこうも違うとは...!
晴れだけだと、もふもふ感が足りないですし、曇りだけだと爽快感が
ないので、やはり降雪後の快晴というのが最高~ですね。

kenさんもこれを機にぜひ!
楽しき雪のお山におでかけください♪
Commented by slow_trip at 2012-02-21 06:16
>けれるさん
コメントありがとうございます^^

冬山は天候が変わりやすいので、なかなかこういった良い天気の日に
いけることは少ないのですが、、、

晴れるとほんとに気持ちいー!ので、これを一度味わってしまうと、
また何度でも足が向いてしまうのだと思います。

ちなみに、ロープウェイに乗るだけでもこの世界は味わえるので、
けれるさんもいつか、いかれてみてはいかがでしょーか^^
Commented by slow_trip at 2012-02-21 06:21
>ひよこさん
こちらこそ、いつも閲覧ありがとうございます♪

いやはや、標高2000m以上で見る空の蒼さと樹氷の美しさったら。
すっかり目を奪われ、心も魅了されてしまう光景でした~。

わたしも一時期屋久島に住んでいたので、九州の山は多少は
知っているのですが、本格的な雪山となると、やはり本州以北に
行かないと味わえないのが残念ですよね、、、。

でも坊がつるや九重はわたしもいつか行ってみたい場所です!
またちょくちょく、ひよこさんのブログにもお邪魔させていただきます^^
Commented by slow_trip at 2012-02-21 06:30
>オスカルさん
雪の八ヶ岳からおかえりなさいませ^^

オスカルさんも先週末に黒百合泊で八ヶ岳にいかれてたんですねー。
お天気もよかったそうで何よりです。

flickr写真拝見できるのを、楽しみにしてます♪

そうそう、冬の八ヶ岳は営業小屋が多いのがほんとにありがたいですよね。
寒さが厳しい分、小屋の暖かさがいつも身にしみますm(_ _)m

今度はゆっくりテント泊や、はたまたのんびり小屋泊にも
行ってみたいなーと思っている今日この頃です^^
Commented by みっち at 2012-02-26 22:57 x
冬を満喫されてますね。シーズンオフなし。。。ですか。
天気にも恵まれて良かったですね。

写真を見てると、軽そうな雪が想像できました。
スキー場では味わえない静けさなんでしょうね。

フラン美味しそうでした♪
Commented by slow_trip at 2012-03-05 06:19
>みっちさん
こちらの記事も閲覧ありがとうございます♪

いやはや、ほんとにこの日はお天気に恵まれて最高でした^^
青空の下で見る雪景色はほんとにすばらして、終始うきうきでしたねー。

そうそう、雪の世界ってほんとにおいしそうなのです♪

グリーンシーズンに比べてハイカーも渋滞も少なく、静かな場所で
のんびりすごせるのが冬山のよさでもありますね。
by slow_trip | 2012-02-19 12:00 | snowshoeing | Comments(10)

slowな旅やアウトドアの備忘録です。たいしたものはありません。どうぞごゆるりと。


by slow_trip