NEPAL TRIP ~ANNAPURNA CIRCUIT TREKKING~ vol.5

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前回(vol.4)のつづき。

トレッキング3日目はレダールを目指して進みます。








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(少し歩いてからマナン村方向を振り返って撮った写真)



今日も快晴の青空の中でのトレッキング♪

いままでで一番暖かく、今日はハーフパンツで歩けるくらい。



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ガンガプルナが今日もキレイ~



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風もなく、穏やかなトレッキング日和。



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ここから左側の方向にいくとtilicho lake。

ものすごいフォトジェニックらしいなので、

いつかそこにも行ってみたいなぁ。




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振り返って、歩いてきた道をパシャリ。


今日も、人っ子一人おりません。



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ちなみに今日はふたたび「登り基調」のルート。

700mちかく上がるので、ビスターリビスターリ(ゆっくり)。




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今日はこの↑水色のルートを進みます。



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村人第1&2号と遭遇。

朝からたんまり薪を担いで、精が出ますねぇ。



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ディルさんは今日も上を見上げて、

バードウォッチングに夢中。笑



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歩き始めて1時間半。

Gunsangでお茶休憩。



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ここもなかなかの絶景カフェ♪

今日もレモンティが喉にやさしくしみこみます。



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gunsangからヤクカルカまでは、

ゆるや~かに高度を上げ、


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時折つり橋を渡ったり、



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後方に聳えるガンガプルナとタルチョはためく場所で

写真を撮りながら



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前方右手にはチュルー峰と。

山々の景色を楽しみながら、ゆっくりゆっくり進みます。





ふと、ディルさんが山肌を指さして、

「あの辺、なにか見えますか?」と言い始めました。


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最初は全く分かりませんでしたが・・・



よくよく目を凝らすと、山肌に同化している

動物の姿が見えてきました。



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WOW!

Himalayan Blue Sheep!



ヒマラヤの、標高3000mを超える高山に住む、

ブルーシープの群れでした。


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断崖のある斜面に好んで住む野生の羊。


たくましい足と蹄で、ガッシリと岩をつかみ

岩から岩へ巧みに駆けていく姿は実に美しい。


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いままで訪れてきた場所では見たことがなく、

今回の旅で初めて見ることができました。



ちなみに、ディルさんの目には幻のユキヒョウも

みえたそうです。


んー 見損ねて、ざんねん!



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11:55 ヤクカルカ着。

ちなみにヤクカルカは「ヤクの放牧場」という意味。



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数年前に雪崩があり、その際にもともとあった

集落はほとんど流されてしまったので、

今は新しいロッジばかりとのこと。




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此処から眺める

ガンガプルナの眺めがまたすばらしい。




風が出てきたから、「ヤクカルカに泊まる?」と

提案されましたが、、、


迷わず、「翌日のためにも次まで頑張る」とキッパリ。


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ヤクカルカ~レダールまでは40分ほどでした。


12:35 LEDAR(4200m)着。


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手前のロッジは営業してませんでしたが、

一番奥のロッジは営業しているとのこと。



若いスタッフさんが出迎えてくれて、無事宿泊できそうな感じ。

荷物を置いて、まずはお茶を飲んでホット一息。



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ランチは野菜のダルバート。


ジャガイモ、キャベツ、ニンジン入の

野菜のタルカリは美味しい◎



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日差しがめいっぱい入るここのダイニングは

とってもきもちがいい。


クッションとマットがふかふかなのもたまらない。



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着替えを済ませ、しばし横になり、

寛ぎのひとときを過ごせたのでありました。




17:00-17:45 風が止んだので裏の丘にお散歩へ。



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段々雲が出てきたガンガプルナ方面。



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西日を浴びたチュルー峰が見えるところまで

頑張って、夕方のおさんぽ終了。



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帰って来たら、ロッジの前にヤクがわらわら。

しずかにムシャムシャお食事中。



ヤクは3000m~6000mの山岳高地にしか

生息できない動物。

(中国では一級重点保護動物に指定されている)




私は、チベット、ネパール、ブータン、キルギスで

ヤクをみたことがありますが、彼らの姿を見ると、

高所(過酷な環境の地)に来てるんだなぁと実感します。



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しかし、日が暮れると一気に冷えて、寒い夜。

マイナス20℃くらいなんじゃないだろうか。



ちなみにこの高度になると、ストーブは薪ではなく
ヤクの糞が原料。


毛は暖かいヤクウールとして、また、肉としても食べられ、

糞は燃料となる素晴らしい家畜。


ヤクさん、ホントにありがとーう。


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18:30 夕食は、ガーリックスープと、
ゆでたじゃがいも。



高度を上げるにつれ、どんどん消化機能が落ち、油もの、
つまり脂質が高いものや重い食べ物は受け付けないため、
極力シンプルなメニューをチョイス。


じゃがいも、とっても美味しかったー





19:30 日が暮れてからは、ただ起きていることだけでも
燃料を無駄使いするので、さっさと部屋に戻ります。




20:00すぎ就寝...zzz

(夜は曇っていて、星空はイマイチでした)






DAY6 1/19 tue.


5:30 起床。

特に目立った高所反応はなし。



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引き続き、意識して深呼吸と白湯補給を続けます。



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山には雲がかかったまま。

今日は雪が降りそうとのこと。



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7:30 朝食

(前日と同じくporridge with Apple)


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8:00 LEDAR出発


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ヤクの親子。


ヤクの出産シーズンは6月頃とのことなので、

まだ半年経ってないくらいだろうか。


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もふもふでかわいい仔ヤク^^


人が来ても逃げずに、こちらをチラッと

気にかける程度。



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今日は、レダール4200mから4900mのhigh campまで

「登り基調」の道のり。


翌日には5400mの峠越えも控えています。



まだ、自分の荷物をかつげる体力と体調ではあったものの、

高所順応と体力温存のためにレダールの宿の

バングレーくんにポーターをお願いすることにしました。



この彼にポーターをお願いしたくなった理由は、

彼の出身がゴルカという、地震の影響がかなり強かった村から

出稼ぎで来ているという話を聞いたこと。



いまだに、地震の爪痕は大きく、実際彼の家も
まだないらしい、、、。

それを聞いて、ほんの少しでも、復興資金の
足しになれば嬉しいなと思ったのです。



お金を渡すことが、つまり「応援」にも
つながるのだから。


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9:10-25 途中のお茶屋さんで休憩

ホットレモンで、ノドを潤します。



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こちらが歩いてきた道。


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こちらは、この先、歩いていく道。



10:00 トロンフェディ着

高度順応のため、ここでも少し長めの休憩。


「昼ごはん食べる?」と聞かれましたが、まだお腹は
空いていないのと、食事をとると高所反応が出るので、
まだ食べずに先に向かうことに。



今日は日がささないので、たぶんマイナス15℃位
なんじゃないか?との話。

雪がないだけで、スノーシューや雪山ハイクと
同等の体感気温。

そりゃ足元からシンシンと冷えるわけですね。。





10:30 トロンフェディ4400m出発

ここから約500mの登り。



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上を見ずに足元だけを見てひたすら黙々と登る。

雪も降って来たけど、思っていたほど、キツくはない。



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やはり、以前よりも圧倒的に心拍数が
上がらなくなったことを実感。

(ランタン谷の時はもっとしんどかった)


日頃せっせと朝活ランニングしている成果は
こうゆうときに発揮されるのですね。


コツコツ続けて走っていて、本当に良かったと
感じた瞬間です。



11:30 HIGH camp着。

着く頃には一面真っ白に。



ちなみに、ロッジはここ一軒だけとのこと。

いまは、オーナーさんと、若いスタッフさんが
3人ほど働いている模様。


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12:00前にランチ野菜スープにヌードルと卵入り。

今日はサイズも小ぶりだったのでちょうど良かった。



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ディルさんは相変わらず大盛りダルバート!

いやぁ、5000mまで上がっても、食欲が
ほとんど変わらないって、すごい。





暖房がつくのは16:00からとのことで、
それまでマイナス15℃前後の室内でじっと耐える…。


室内とはいえ、機密性は高くないので、
雪中テントよりむしろ寒いかも。。


着る物をあるだけ着込み、それでも寒そうなしていたら、
オーナーさんが湯たんぽと布団を貸してくれました。


いろいろ気遣ってくれて、ありがたやありがたや。



布団に包まりながら、インド映画を流し見しつつ、
ウトウト…。


そんな中、この旅で初めて同じ宿に泊まる
ハイカーさんがやってきました。


聞くところによると、彼はオーストラリア人で、
ガイドなしの単独ハイカー。


我々と同じくベシサハールから入り、
前日はマナン村に宿泊。


で、今日はLEDARをスルーし、HIGH camp までですって。
我々の二日分を1日で。

標高差1400m超!?

超人ダー


でも、そんな超人の欧米ハイカーさんでも、寒い寒いと
言っていたので、この日は相当寒かったと思われる...


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16:00 待望!!の薪ストーブとイストップ

(ガス式のコタツ)が始動。



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涙が出るくらい暖かい。。

あーありがたや、ありがたや。


燃料のありがたみをしみじみ感じます。



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外を見てみたら、段々天気も回復してきたみたい⤴



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来るときは真っ白で見えなかった

HIGH CAMPの全貌がようやく見えました。




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おー スバラシイ景色。



「雪だと道がわからないから峠越えは無理かな?」

とディルさんに聞くも、

「風が強くなければ問題ない」との返事。


さすが、たのもしい!



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結局、今日のお客さんは2組だけで。

ピークシーズン中は大忙しなスタッフたちも
いたってのんびり。


こういった過酷な高所での貴重な労働力となる
若いスタッフ。


震災後は旅行者も減り、働ける場所も減っているので
労働環境を選ばず、資金稼ぎに来るのでしょう。



電話のないこれらのロッジには、直接を足を運んで
「雇ってくれないか」と飛び込むそうです。



元々標高が高い場所で暮らしていたわけでもない彼ら、、、


ネパールの人々は実に人間力が高くて、
みんな本当にたくましい。



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しかし、こたつに入って、ぬくぬくしながら

ゲームして遊ぶのは世界共通の様子。笑



(私は、その横でこの日記をせっせと書いていました)



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18:00 夕食はじゃがいもと野菜スープをオーダー。



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野菜を頼んだのに、なぜかニンニクたっぷり。

あまりにも辛すぎてたべられまへーん。。(*_*)



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19:00 翌朝早いので、ボトルにお湯をもらって部屋へ。


あまりに寒く、おいてあったコンタクトケースから
ウェットティッシュなどもすべて凍ってしまって使用不可能。。


何から何まで凍ってしまう、おそるべし氷点下環境。
・・・さっさといさぎよく諦めて寝ることに。






さすがに標高が高いので眠りが浅く、夜中、
何度か目を覚ましてしまいます。


寒さは湯たんぽのおかげ(オーナーさんに感謝!)
で問題なかったのですが、咳が出るたびに頭が痛いので、
深呼吸を何度も繰り返す。



少し続けると頭痛が楽になり、また眠りの
世界へ…の繰り返し。



しかし、トイレに行くときに空を眺めても、
星は一向に見えません。


さて、天候によって決行できるか否かが決まる
峠越えは無事叶うのでしょうか・・・



(つづく)






(質問や、行ってみたい~などのコメント大歓迎。
完結まで読みたい方は、エールを頂けると励みになります⤴)




by slow_trip | 2016-02-28 13:00 | nepal | Comments(0)

slowな旅やアウトドアの備忘録です。たいしたものはありません。どうぞごゆるりと。


by slow_trip