苔愛で隊 奥秩父ハイキング

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7/31のおはなし。


コケ好きな面々を募って、日帰りで行ける

苔スポットへ出かけてきました~









なにを隠そう、わたしは自他ともに認める

大の苔好きですが。



昨夏、大島旅で知り合った「ゆうさん」も

苔好きなことがつい先日判明いたしまして。



「苔がきれいな6月にご一緒しましょー」って話を

随分前からしていたものの。



海外出張が続いたりで、なかなか実現せず。。




ようやく都合がついたのがこのタイミング(←遅)

というわけであります。







まぁせっかくなので、苔好きな人をもっと

募ってみましょかねーと。



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【緩募】

苔好きが選ぶ、苔好きのための、
苔と森を愛で歩く会

〜 for moss girls & moss boys 〜


苔森hikeへご一緒したい方おりましたら、
いかがですか〜?

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facebookでゆるっと声をかけてみたところ。




あか姉と、ケンさんが参加表明をしてくださり


初の、苔愛で隊、結成!!



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3人との合流は、高尾山口駅。

6:30am


始発で来てもらって、うちの車で4人相乗り。

一路中央道を走って、登山口へ~。



8:30am

 いざ、苔の森へしゅっぱーつ♪



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予報は一日曇りだったはすですが・・・?

それにしても、いい天気スギダ~



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出発してすぐに、「わぁ、かわいい~♪」と

心躍る面々。笑




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いつも梅雨時期に来る私としては、、、



予想に反して晴れが続いてしまったので

苔がカピカピ&沢の水不足がちょっと心配。。。




ひとまず沢の水辺の苔たちは、

イキイキしていてホッと一安心◎



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森に入ると、鳥たちの囀りが

心地よいバックミュージック。





コケと鳥。

一見何も関係がないようですが、



ひそかに「鳥の巣」には、

コケが好んで用いられているのです。


コケで「保温」、苔で「抗菌」できるから

鳥たちがこぞって利用しているんですって。



実は見えないところでお役に立って

いたりするのがおもしろい◎



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コケ好きは、みんなローアングルに夢中。笑




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お。

少し進んだところで、沢水ポイントを発見⤴



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冷たくて、まろやかで美味しい◎◎





いつも想う。


苔の森に滾々と湧き出る水は

どうしてこんなにやさしい味がするのだろう。



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湧き水を飲んで、体の中からクールダウン。


苔の森は、ひんやり涼やか。




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かわいい苔を見つけては、

隊員みんなが順々にニヤニヤ。






コケをみつけたら、少ししゃがんで

目線をコケにあわせて見てみる。




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すると・・・


そこには、いままで見過ごしていた

美しいコケの世界が広がっています。



一見、緑色のこんもりとした塊ですが。

よーくみると、それぞれ形も色も違う。

アンテナがぴょんぴょん出ていたりもする。




みんなちがって、みんないい。



このどこか「宝物をみつけるような感覚」が、

コケの魅力の一つ、なのかもしれません。




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ちなみに、ここ奥秩父や八ヶ岳周辺には

素敵な苔スポットは数知れず。





その理由は、山岳地域の標高の高いところ

(亜高山帯)では、針葉樹林が多く、

「落ち葉が少ないから」なのだとか。





落ち葉に厚く覆われてしまうと、

日照不足で枯れてしまうコケたち・・・。





亜高山帯の針葉樹は落葉量そのものが多くない。




こうした環境から、亜高山帯では、

大きなコケ地が発達しやすいんですって。




ふむふむ、なるほど~。



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とりあえず、気になる苔には

片っ端から触れてみて、、、



ふかふか&しっとり具合を確認。笑




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苔には、適度な日差しも必要。





森の中に差し込む木洩れ陽に

ハっとさせられることも多い。




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光とコケは、いつも美しい共演を

みせてくれる。



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コケは、日光が強く当たりすぎると、

乾燥して死んでしまう。



かといって、日光がまったく当たらないと、

光合成できなくて死んでしまう。




そう、”ほどほど”のスポットライトが

お好みなのです。




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そして、好みの場所ってのがあって、

そこはゼッタイ譲らない。



自分の居心地がいい場所を見つけて、

健気に、したたかに。



そして、たくましく生きている。



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他の植物が適応できない環境で

せっせと光合成を営むのが苔の係。




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無機的・鉱物的なところへ

先駆的に突入して

パイオニア的な要素を担う




人間界にもいますよね~

人が嫌がるものを快く引き受けちゃうお人好しな人。




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コケは、長い長い進化の歴史のなかで、

最初に陸に上がった植物。




しかし、他の植物が陸地をめぐる陣取り合戦を

していても、あえて進化せず、ただただ傍観していた

のんびり屋さんともいえるコケ。


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彼らは根っこを持たないため、

地中から水を吸うことができない。



だから、適度に湿り気がある場所じゃないと

生きていけない。



体内で水を運ぶ仕組みをもたないから、

背も高くなれない。



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こんなわけで、現代の森では、

コケは決してメジャーな植物には

なれない、永遠の脇役。




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乾燥に強く、深く広く根を張り、

太く長く頑丈な幹を持つ種子植物が

森の主役とするならば。





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コケは主役の足もとで、

こっそりと地面を覆うだけの、

黒子的な影の存在。



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そんな、いうなれば「じみ~」な存在のコケ。




苔だけに、コケにされがちですが、

よくよく観察してみると、

森の再生にも大きく貢献していたりする。



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体の表面から水や栄養を吸収するコケは、

土壌が発達していないような荒地や

壁面でも生えることができる。




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荒地にコケが生えることで、

土砂が直接雨に打たれたり、

風などで移動したりすることが防がれる。




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こうして環境が安定し、

次世代の木や草が芽吹く基盤が整うのです。



まさに知る人ぞ知る

縁の下の力持ち、なんですね。




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他の植物様に土を差し出し、

自分は空気で我慢。



これが、苔が平和主義者といわれる

由縁だったりするようです。



いいやつだな、コケ。

(そう思った人は、コケ愛で隊隊員になれる素質あり。笑)



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ちなみに、苔好きは、たいてい

キノコ好きでもあるらしい。笑




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結構傾斜のある道を登りましたが。



苔愛でてたから

全然つらくなかったー!

と。



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基本的に苔さえあれば幸せに過ごせる

苔愛で隊隊員たち。笑




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苔の森は涼しいので、黒犬さんもご機嫌。

(暑いとこ苦手)



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さぁて、あとは一気に下るよ~



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あれ~?

こんな子いた~??

と。

登ってるときには全く気づかなかった苔たち。



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森に長くいればいるほど、どんどん「苔眼」が

育ってくるのかしら◎




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コケは地球の厳しい環境の中を

生き延びてきた、

地上最古の生命の一つ。



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苔のどこが好き?


もし、そう聞かれたら、


苔のある空間と苔の生き様が好き


と、そう答えるでしょう。



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苔を知れば知るほど、コケみたいに生きたいな~と

思うこともしばしば。




なぜって??




苔ってやつはですね、、、

乾燥が続くと一気に「休眠モード」に。



しんどいときは超省エネモードでやり過ごす。





周りの環境をあるがままに受け入れ

頑張らない、無理しない。




「受容」の生き方をしているのです。





自分たちの居場所をしっかりと確立し、

のんびりとマイペースに、

そして無理をしない生き方は、

思わず見習いたくなるものデス。





苔から学ぶことは、意外と多いのかもしれません^^






そうそう、苔好きな人って、

やっぱりどこか性質も苔っぽく。



「ゆったり」していて

「穏やかな人」が多い印象なのは

きっと気のせいではないはず。




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「涼しいね~」

「きもちいい~」

「空気がほーんとおいしいねぇ~」




そんな風に言い合いながらの下山路。





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二酸化酸素を吸収して、

空気をきれいにしてくれる

苔をはじめとした光合成植物たち。



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苔の森は、だから空気も水も美味しいのだ◎






その後、ゴールが近づいてきたところで、

きもちよさげな渓流を発見。



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「わ~い、河原でお昼休憩~♪」

と、はしゃいだ大人が一人川にドボン。笑


↑ザンネンな人。



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透明度の高い沢水を眺めながらの

ランチタイム♪




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この日のランチは自家製パンでつくった

サンドイッチ。




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外でこうして、ゆっくりと

手作りごはんを食べるのは

いつぶりだったかなぁ。



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パンの耳が好き派デス♪



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お隣さんからはパイナップルと



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ぬか漬けの差し入れ。


んー 果物の甘さと漬物のしょっぱさが

おいしいねぇ◎



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あか姉はめずらしくカップヌードル。



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アルコールバーナーでお湯をわかして

デキル人っぽくみせかけておいて。



大事なライターと箸を忘れるという。

やっぱりザンネンな人w



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なぜか使わないフォークやらライターやら

持ってきている人(私)。



のおかげで、この日も事なきを得て

ハッピーなご様子でありました。笑



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食後は、湧き水と自家製ミントで

ティータイム♪



んー さわやか。


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カナダのユーコンで買ってきた

トレイルMIXとともにパクリ。



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ムシャムシャ。


毎度のてづくりグラノーラも

隊員に大好評でした◎




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かわいい苔を見てはきゃっきゃして、

おいしいもの食べては、至福を感じ、

心地よい場所でまったり過ごす

なんとも贅沢な苔森時間。





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涼しい日陰で過ごす昼下がり。


気持ちよくって、ウトウト・・・zzz




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あ~ 水辺って、ほーんと

いやされますねぇ。




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この、ゆるくて美味しいハイキングに

すっかりハマってしまった隊員たち。



次回の苔愛でHIKEやら、

おすすめギア&ウェアの話で持ち上がり中?




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最後にはちょろっと駐車場まで歩いて、

13:00すぎにゴール。



おつかれさまでした~♪




終始ゆるっとした空気感が

たいへん心地よかったです◎





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下山後は、きになっていた清里の

「だいずや」さんへお立ち寄り。




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きなこと黒蜜チッピング自由な

豆乳ソフトやら。



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おぼろ豆腐や湯葉やプリンなどを

みんなでシェア。



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これがと~っても美味しくて

もう感動。



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この濃厚さが、たまらんです。


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「旨ー!!」


あまりの美味しさに、お土産として追加購入。

ここはぜひとも毎回通いたい◎



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その後は近くの温泉へ汗を流しに。

アルカリ泉でお肌ツルツル♪




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最後の〆は清里の定番、

キープ協会のソフトクリーム!



さすが、超人気店だけあって、

期待通り、とってもおいしかったです^^






16時には清里を出ましたが、

夏休みの日曜日ということもあり、帰りは大渋滞。



でも、不思議と全然疲れなかった。





苔眺めながらのデトックスHIKEの

おかげかなー




おなじ感性の仲間と歩く山旅は

一人で歩くのとはまたちがう楽しみが

たくさんあって、ほんと~に楽しかった!




「かわいい」とか「きもちいい」とか、

キュンキュンポイントがそもそも一緒だったり、

みんなで感動を共感しあえるって、

こんなにもうれしいことなんだなぁと。




なんだかしみじみうれしさがこみ上げてきた

苔を愛でる山旅なのでした。



やっぱり類は友を呼ぶ、なのですね^^





次回は八ヶ岳? かなー。

また次回もぜひご参加お待ちしております♪



(完)









Commented by むひ at 2016-08-04 15:42 x
はじめましてこんにちは
いつも美しい写真に癒されています
稟さん、日本犬には苔の森が似合いますね。
我が家も犬連れハイクが好きなのですが夏はそのあとの温泉に入りたくとも犬さんを車に待たせて置くことができずにあきらめています。
稟さんは暑いときのお風呂、どこでご主人を待っているのかな?
Commented by slow_trip at 2016-09-01 09:27
>むひさん
はじめまして、こんにちは!
コメント返信遅くなりましてすみません。。汗

凛は暑いのが苦手なので連れていける山が限られますが、苔の森は涼しくて傾斜が緩やかな場所が多いのでよく連れていきます。

下山後の温泉には、いつもは車の中ですが、暑い時期は外の木陰につないでいますよー。温泉から上がって戻ると、気持ちよさそうに寝てました^^
Commented by むひ at 2016-09-06 07:32 x
我が家の犬も暑いのは苦手なので、涼しい森が大好きです。以前紹介されていた、軽井沢の自然遊歩道を先日お散歩してきました。
そうか~木陰で待てるのですね!
なんてお利口さん。
うちのは、家や車だと待てるのですが、繋いでおいてゆくと、鳴いてしまうので、困ったものです。また素敵な記事を楽しみにしていますね。
お返事ありがとうございました。
by slow_trip | 2016-08-01 23:22 | trekking | Comments(3)

slowな旅やアウトドアの備忘録です。たいしたものはありません。どうぞごゆるりと。


by slow_trip