Autumn Hiking In Nishizawa Valley


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10/28(金)のおはなし。



サクッとおきにいりの渓谷へ、

日帰り紅葉さんぽに出かけてきました〜








締め切りに追われ、忙しくしているうちに、

あっという間に10月も後半に、、、。





近頃ようやく朝晩グッと冷え込むようになり

お山ではいよいよ紅葉前線が1000mラインまで

降りてきたようです。








一週間前にユウさんと都内で会った時に、


ぜひ紅葉を見に行きたいのです!


と、リクエストをいただいたので。






今回は、曇りの日でも楽しめる場所、

いや、曇りの日こそ素敵な場所を選んで

日帰りプチトリップへ。






ここ最近通っている山梨県の西沢渓谷へ

のんび~り紅葉HIKEをしに行ってきましたー。










ちなみに西沢渓谷へ行くのは今回で3度目。



ちなみに過去2回は新緑の頃に訪れており

紅葉シーズンは今回が初めて。






何度行っても、また行きたいと思える

ほんとーにステキなところです。









西沢渓谷とは。



埼玉・山梨・長野の三県が接する

秩父多摩甲斐国立公園内に位置し。



国内屈指の渓谷美を誇る景勝地として知られ



平成の名水 100選

森林浴の森 100選

水源の森  100選

新日本観光地 100選

日本の滝  100選

21世紀に残したい日本の自然 100選



と、6つもの100選に選ばれている

超メジャー級の名スポット。




土日ともなれば、それはそれはものすごい数の

人であふれかえり渋滞になるそうです・・・。





個人的に、平日にここに行くことができて、

のんびりゆったり系ハイクを好む

初心者ハイカーさんにはイチオシの場所No.1⤴





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(前日、0時就寝・・・からの)

朝4時起床。




5:30に自宅を出発し、都内に住むユウさんを

6:15 高尾山口駅にてピックアップ。






平日の朝ということもあり、

曇天のち雨予報なので、案の定ガラガラ。





駐車場に着いたら、ささっと準備をして、

いざ、しゅっぱ~つ。




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標高1100m~1400m帯に位置する西沢渓谷の紅葉は、

10月下旬~11月上旬が例年の見頃。



まだ下の方(登山口付近)は色づき始め。



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西沢渓谷の入り口までは、

舗装路をテクテクテクテク。




(余談ですが、ウェアをよく聞かれるのでメモ書き↓)


●帽子:Foxfire ワッシャー パラフィン ハンチング

●アウター:teton bros Long trail anorak

●ショーツ:patagonia W's Baggies Shorts Black

●タイツ:2XU Women's Elite Compression Tights

●靴:INOV8 ROCLITE 286 GTX

●ザック:ZimmerBuilt Pika Pack HD ver.



最近はカラシ色がマイブーム◎



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ほどなくして、滝めぐりの幕開けを告げる

1つ目の滝・なれいの滝が登場。




あー マイナスイオンがきもちがいい~」



すでに出だしから、


「癒された~。もうすでに満足~。



なーんて、私が言ったそばから、

ユウさんもまったく同じことを言っています。




ハイ。

西沢渓谷の癒し力は、尋常ではないのデス。




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サクサクサクサク・・・


ふみしめ、かみしめる、落ち葉路。


心躍る、童心にかえる瞬間。




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ずっと口角が上がったまま、

終始ニンマリしているユウさん。




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この、なんともやさしい色合いは

曇っている日の特権。



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西沢渓谷は、黄色と赤のバランスがいい。



スタートしてすぐにつり橋に到着。

結構揺れるので楽しいです◎


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「わ~ キレイ!」


そんなうれしそうなユウさんをみているだけで

私もなんだかうれしくなってしまう。




ちなみにこの二俣吊橋から見える

特徴的なギザギザが鶏冠山(とさかやま)




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ユウさんは目まぐるしく変わる渓谷の景色に、

すでにワクワク感でいっぱいの様子。



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「こんな身近にこれほど素晴らしい場所があったなんて。

いままでの人生、損していた気がする!」



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またこれを機に、すっかり山歩きにも

ハマりそうなユウさん。



私とつるむようになってから、すっかり

新しい世界が広がっているようで、なによりです^^








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ここから西沢渓谷の遊歩道へ入ると



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眼下には、大久保沢から西沢へ

豪快に落下する一筋の滝。




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落差約30mの「大久保の滝」。



ここが最も深い沢だったので

この名前がついたとか。



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先に進むにつれ、どんどん濃さが増す紅葉。


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少し下っていくと、立派な滝見台が左手に。

ここはビューポイントですよ、という証。



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三段になっている三重の滝。


釜を介して流れる様は、風情がありますねぇ。



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あまりにも美しすぎて見惚れてしまう。



どこもかしこも、目を奪われるほどの

秋真っ盛りな様相を見せる西沢渓谷。




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落ち葉の香り、艶やかな紅葉、

ひんやりと冷え込んだ空気・・・



様々な感覚が、秋を主張し訴えかけてくる。



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季節の言葉に耳を傾けながら、

秋の香りを辿りながら歩くこの時間は

何よりも贅沢で尊いもの。




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青、赤、黄、緑・・・

行く先々で出会うカラフルな色彩。



つい、足の歩を停めてしまう絶景ばかり。


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見ていると滝つぼに吸い込まれそうな、

竜神の滝。




ところで、なんでこんなに蒼いんですかね~?


とユウさんがいうので、


それは花崗岩がポイントらしいですよー


と、ざっくり説明。





『西沢渓谷の水がエメラルドグリーンである理由』

(渓谷内の看板から拝借)


澄んだ渓流の水に光があたると、波長の短い青い光が散乱すると同時に、
水中を通り抜けた光が水底の白い岩石(花崗閃緑岩)に反射して返ってきます。

その間、赤い光は水にすべて吸収され、残った青や緑の光は水中で散乱するため
エメラルドグリーンに見えるのです。

この渓谷の水は、上流域の2千ヘクタールに及ぶ森林地帯に降った雨水が、
豊かな森の土壌と花崗岩の砂礫できれいに濾過されたものです。



つまり、この山が花崗岩でできていることと、

岩から銅が溶け出しているということ。



山の恵みであり、岩の恵みであり、

森の恵みでもある。




その恵みのおかげで、こんなにも美しい

エメラルドグリーンに見えるのだそうです。



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再び、滝見台が設けられた貞泉の滝まで

やってきました。



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「ちょっとお腹が空いたんでおにぎり食べて

いいですか?byユウさん」



この時期の土日だったら、この一等地で食事なんて、

ゼッタイありえないでしょうね。笑


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私はいつものハーブティをゴクゴク。



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きっと、雨が降ったら道がなくなるんだろうな~



そう思わずにはいられない、笛吹川の浸食が

作り出した岩のトレイル。



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水量が豊富だからなのか、



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落ち葉は流れていってしまうのか

水底はどこも綺麗なまま。



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どこで写真を撮っても絵になるし


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どこを見てもワクワクしてしまう。




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後ろを歩いているユウさんから


「ものすごく風景に溶け込んでますよ」


とお褒め(?)のお言葉。




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そういえば、ここ数年で

「森の中に佇んでいそう」

と、よく言われるようになった気がします。





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昔から、アースカラーが好きで、

自然の中で浮くような色は

なんだかしっくりこないというか。




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なんでかな。



森と同系色だと、森の仲間入りをさせてもらえるような、

そんな気がして、落ち着くのかもしれないですね。







そんなことを考えて歩いていたら、

あっというまにラスボス登場。



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西沢渓谷の一番のハイライト、


七ツ釜滝五段の滝が眼下にドーン。



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おぉぉぉ~


これは美しい!!



実物はかなりのサイズで、ここの迫力も段違いです。


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美しい水と滝の織り成す景色に

ただただうっとり。



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やっぱりここには良いが流れているな~。



見てるとそんな気がしてくる。



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この滝を見ているだけでスーッと癒され、

心の中が浄化される。



そんな気がする、本当に清らかな場所なのです。


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渓谷内にはこういったやさしい口調の看板が

ところどころにあり、和みます。


フフフ



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訪れたときの紅葉は、ちょうどこの辺り

(1400m~1300mライン)が紅葉のピーク。




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最後の滝を見送り、ここを過ぎると、超急登の

しゃくなげ群生地を突っ切る登り。




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落ち葉が舞い散る登山道。



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このあたりは初夏に咲くシャクナゲが、

さぞキレイなんでしょうなぁ。



そんなことを妄想しながら、急な登り階段を

「エイヤ!」と上ると・・・



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ふぅ~ 着いたー!!


ようやっと西沢渓谷道の終点に到着っ。



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同じように休憩中のみなさんの横にお邪魔して。

我々も、ここでしばしの小休止。



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今日も、山のお供は、あんぱん。



興奮しすぎてエネルギーを消耗した体に

あんぱんの甘みが沁みます。




山にあんぱんってイイですね~



そんなユウさんにも1切れあげたら

めっちゃうれしそうでした。笑





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ユウさんは手作りのおにぎり(3個目)

をムシャムシャ。


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ここからは旧トロッコ道(昭和8年から43年まで

木材運搬のため利用されていた「三塩軌道」)

を下って行きます。




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この先は、傾斜はほとんどなく、

ゆるやか~な下り道。



今は少しだけ面影が残る程度しかありませんが、

昔は全長36kmもあったとか。



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帰りの道は開けているので、

中腹の紅葉がよく見れます。



晴れた日には奥秩父山塊の奥多摩方面を

望むことができますが。



あいにくこの日は雲の中。




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赤と黄色の落ち葉と緑の苔、

そしてギザギザの岸壁がなんともイイ感じ。




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途中できのこの山みたいなきのこを発見。



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反対側を覗いてみたら、他にもファミリーが

いーっぱい。



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ここ数日の冷え込みで色づいたという、

色の濃い紅葉は山に映えますね~。




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そんなこんなで、写真を撮りながら

ゆっくり歩いても4時間ほど。



短時間でかなーり満足度が高い西沢渓谷。




素晴らしい紅葉を魅せてくれた西沢渓谷に

感謝感謝でありました。




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下山後のお楽しみは、西沢渓谷名物のよもぎ餅。



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ワ~  おいしぃ~

ほっぺたおちそうなユウさん。




このヨモギ餅、周辺に採れるヨモギがた~っぷり使われ、

甘さ控えめなのがうれしいです。



このサイズ感もGood◎





ちょうど小雨が降りだしたときに駐車場まで

戻ることができ、グッドタイミング。




時計は12:00


さぁて、お次は、ひるごはんを食べに行きましょ。


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結構な強さで降りしきる雨の中、

国道を南下して、30分ほどで到着。



前回も訪れた酒造の蔵元でランチ。



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養老酒造さんは、江戸末期から続く老舗。

築200年の古民家です。




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素敵な縁側。(ポワワ)



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山梨市で唯一の酒蔵である養老酒造。



ここのお酒は、山梨の冬の寒さと笛吹川

(の上流が西沢渓谷)の伏流水から生まれたもの。




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ご主人がたった一人で

丁寧に頑固に毎冬魂の宿る酒を作り出す。



多くの酒蔵ではめずらしくなった酒道具も、

ここではまだまだ現役そのもの。





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今でも昔ながらの“舟”で全てのお酒を搾っているそうです。



美味しい水と、手間、技、道具、全てを惜しまず

作るお酒の味はさぞ格別であるに違いない。


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2階に上がるとカフェスペース。

相変わらずとっても素敵な空間です。



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この日は空いていたので、窓側席をチョイス。


ちなみにこの席、向井理さんが座った席らしい。笑



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ユウさんは初の訪問。



お酒好きなユウさんは、このお店が好みすぎて

こっちでもわくわくがとまらない様子。



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ユウさんは定番の「蔵元ごはん」と利き酒。



わたしは、あずきのシフォンが気になったので、

少し軽めの「鮭の粕漬け定食」と

「あずきのシフォン」をチョイス。




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雨の酒蔵もまた、風情があって良いものです。



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ほどなくして、利き酒がやってきました。




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全く飲めない私はまったくわかりませんが、


右に行くにつれて強いお酒になっているそうです。



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サラッと飲めてしまう酒豪のユウさん。




笛吹川の伏流水でできたこれらのお酒。

上流では景色を見て楽しみ、その水で作られた

お酒を飲んでまた楽しむ。



いいですねぇ こうゆう水の恵みをめぐる旅も。




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そして、期待のごはんたちも登場。


こちらは蔵元ごはん。



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で、私のオーダーした鮭の粕漬け定食。


この小鉢の小料理がまたいい感じ◎



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ユウさんは顔をくしゃくしゃにしながら

「おいしいぃ~」

と、唸っておりました。




発酵食品バンザイ!





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食後にやってきたあずきシフォンも期待通りのお味◎



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コレ、小豆たっぷりで、あずき好きにはたまりません。


いやはや、まんぞくまんぞく。



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スタッフの方々もとーっても感じが良いお店で、

近くにあったら通ってるだろうな~。



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今日も、身も心もあたたまる、とびきり美味しい

ごはんをごちそうさまでした!















14:00には帰路へ向かい、

渋滞もなく、16:00には帰宅。








色とりどりの紅葉と、マイナスイオンの森と、

おいしい食べ物に、すっかり癒され、

充実感たっぷりの贅沢な休日でした。






ユウさん。

楽しい時間をありがとーございました◎






また、来年も同じ場所にいってほしいとリクエストがきそうな

気がしてならない今日この頃です。笑

















「日本に生まれて、ほんとーによかった」


この言葉を今日は何度口にしたことでしょう。




四季があり、紅葉して冬になり、また春が来る。

季節の移ろいがあって、こんなにも豊かで

美味しい食べ物がある。





海外も好きでよく行く私たちですが。


外の世界を知っている人ほど、日本のいいところに

たくさんきづけて、日本がまたさらに

大好きになれるのだと思う。





「絶景」は、意外と身近なところにあるものです。



絶景に出会うために一番重要なものは、行動力だと思う。





日本の四季折々の景色や日本のすばらしい味を

もっともっと、たのしみましょーね◎



(完)





by slow_trip | 2016-10-29 23:00 | trekking | Comments(0)

slowな旅やアウトドアの備忘録です。たいしたものはありません。どうぞごゆるりと。


by slow_trip