Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_085362.jpg



前回(vol.5)の続き。

パッキングを済ませ、おっこらせ!っとザックを担いで。
さて、下界にもどるとしますか~。





これ、軽々かついでるように見えますか?
・・・それは間違いです。

ザックの中身はたぶん15~16キロくらいあります。
4日間のキャンプ&トレッキングだと、これくらいが普通?と思ってますが、どうでしょうかね。

その他、フロント側(上腹部)にカメラバック(本体+レンズ+予備レンズ)で2キロ弱。
トータル17キロってところでしょうか。

カメラはザックにストラップをつけて、lowproカメラバックをドッキング。

このカンガルースタイルを開発してから、だいぶトレッキング+写真撮影が楽になりました。
肩がこらないし、カメラ出したり閉まったりがラクちんでよろし。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_11514031.jpg



昼過ぎにチャルテン目指して歩き出します。
普通に歩けば、2時間くらいの所要歩行時間なり。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_11485615.jpg



カプリ湖の近くはブナの森で木漏れ日が心地良いです。
風が途切れるのでつい足を止めたくなります。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_23572747.jpg



森を抜けると広場のようになっていて、そこでピクニックしているかのような
老夫婦2組の後ろ姿がかわいくて、なんともほほえましかったのでした。

倒木ベンチのスペースが空いていればご一緒したかった~。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_23141847.jpg



Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_2317199.jpg



天気さえ良ければ、ちょっとしたお散歩気分で歩きたくなる場所ですね。
「オラ!」とあいさつを交わしながら、会う人会う人がニコニコしていました。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_23161430.jpg




「どうぞお先に!」と、私はなかなか前に進みません。
なにしろ時間はまだまだ、た~っぷりあるのです。

のんびり。のんびり。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_23484993.jpg



後から聞いた話ですが、今年は例年になく雪が多い年で、真夏なのに
周りの山々も真っ白になっていました。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_23214486.jpg



ちなみに私は日本でもやわらかい雰囲気の森が好きなのですが、
今回の旅で南極ブナがとても好きになりました。

見てるといやに落ち着く。。。

ふと、前世、ここに居たかも知れないなと(笑)
巨樹の気持ちになって森を眺めると、人間ってほんと、ちっぽけに見えてきます。

で、歩き始めて1時間を過ぎた頃でしょうか、例のお気に入りの場所につきました。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_23264062.jpg



通称もこもこエリア。
(勝手に命名)

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_232715.jpg



とにかくタンポポなどの黄色い花々と周りの緑色がかわいいのです。
ほのぼの~。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_23273493.jpg



この日はヒョウに降られることもなく、曇り時々晴れ。
道は歩きやすく、問題なのは風だけでした。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_23275678.jpg



でも軽装で行けちゃうくらいなので、どなたでもいけます。
私のようにキャンプをしなくても麓のチャルテンにたくさん快適な宿はあるのです。

本当に素敵な場所なので、ここまで来るのは相当遠いですが、もっともっと
たくさんの人に訪れて欲しいです。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_23281912.jpg



歩き始めてから1時間半を過ぎたところで往路で休憩したブナの大木が。
すっかりその場所がお気に入りで、お腹もすいたのでパンとスープなどの軽いランチをば。

曲がりくねった巨木の下で30分以上は佇んでいたと思います。
代わりに風をよけてくれてありがとーーーー!

15時半過ぎ。
再び歩き始めて、30分しないうちに麓の村チャルテンが見えて来ました。

Patagonia Fitz Roy Trekking vol.6_c0228945_23284514.jpg



ついに下界へと戻ってきてしまいました。。。

この日はあいにくフィッツロイには雲がかかっていて、拝むことはできませんでしたが、
三日目に充分堪能したので何の悔いもありません。

むーちょす ぐらっしあす フィッツロイ!!!
素敵な景色を、たくさんたくさんありがとー!!!

(続く)
Commented by jun at 2010-03-10 00:44 x
はじめまして。
偶然こちらのブログにたどりついて
とても素敵だったので過去記事もだだーっと
見させていただきました。
素晴らしい景色にうっとりしました~!
写真もとてもいいですね~。見ていて癒されます♪
ソロでキャンプされてるんですね。テントとか小物使いとかじっと見てしまいました(笑)
実は今年愛犬と私でキャンプデビューしようと
思ってまして(^^ゞ
また遊びに来ますね~(^^)

Commented by slow_trip at 2010-03-10 06:05
>junさん
はじめまして。うれしいコメントありがとうございます~。

実は私も犬(日本犬)を飼ってまして。さすがに厳冬期はつらすぎたみたいで今は留守番させてますが、もうすこし暖かくなったら登場してくる予定です^^

私のスタイルが参考になるかどうかは分かりませんが、もし気になったキャンプ道具とか聞きたいことなどありましたらいつでも気軽に聞いて下さいね~。

またぜひ、ちょこちょこ遊びに来てください♪
by slow_trip | 2010-03-08 23:59 | patagonia | Comments(2)

slowな旅やアウトドアの備忘録です。たいしたものはありません。どうぞごゆるりと。


by slow_trip