1か月後にまた同じ場所へ再訪してきたお話...
であります。
2回目:5/2-5のGW連休のこと。
5/2(金)
世間は翌日からの4連休が一般的ですが、
シフトの関係で5/2から5連休がもらえることに!
前回は、新幹線と特急を乗り継いでいきましたが、
今回は思い切って車で行ってみることにしました。
・・・目的地までの道のりは、片道約10時間ほど。笑
久々のロングドライブへ~。
いざ!
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途中で休み休み、仮眠をとりながら、
目的地に着いたのは集合時間の1時間前。
テントをちゃちゃっと建てて、今回もレンタルカヤック
(車に積んで自宅から自走)をスタンバイ。
今回はさぞ暑かろうと、メッシュテント(カヤライズ)に
したので、いや~、快適快適♪
キャンプ地は前回と同じ場所でしたが、
今回は先客がいたようなので、少し奥まった場所に配置。
今回は車ですが、必要最低限の極々シンプルな装備です。
電車組が無事到着し、全員揃ったところで
いざしゅっぱーつ。
さすがにGWなので、いままで一番多い人数。
・・・とはいえ、今回の参加者も、5名ほど。
出発して30分ほどの場所で、昼食タイム。
前回はサンマ寿司だったので、今回はサバ寿司をチョイス♪
これまた安くて、旨しっ。
初日は腕ならし程度で、漕ぐ距離も短い行程。
遊ぶのによさそうな場所を見つけては、
休憩がてら上陸します。
ここではスコップ片手に、タケノコをほりほり。
「デカイの採れたど~!」
って、イヤイヤ、さすがにこれはエグイでしょう~。笑
「かわいいのがいましたよ!」
うん、このサイズはよさそうですね^^
かたや、タケノコそっちのけで、
川エビを採っていた人もいたりして。笑
そこそこ収穫量も上がったところで、
カヤックに積んで、再び下流をめざします。
ん?
なにやら潮の香りがしてきました。
もう少しで、海まで到達。
このあたりの集落はとても味があって、
まさに「にっぽんの里」という感じ。
のどかな雰囲気が、なんともイイのです。
あの山のほうから下ってきたんだなぁ。
上流から下流へ。
景色の変化が大きいところが
カヤック旅のおもしろさの一つ。
15:00頃、ゴール地点に無事到着!
カヤックを引き上げ、回送車に乗って
キャンプ地へと戻ります。
キャンプ地に戻るや否や、
今度はノビルの採取に出発~。
こちらは大きなスコップを上手に使わないと、
おいしいところは採れません。
こちらはノビルの近くで採れたメダケ。
天麩羅にするのがおいしい食べ方なんだとか。
冷え冷えになったビールとジュースを横目に・・・
ノビルをきれいに洗って、先端だけCUT。
それだけで、揚げる前の下ごしらえは完了デス。
ん?
なにやらお二人は、難易度の高い川エビ採りに挑戦中の様子。
「採れますか~?」
「イヤ、ぜんぜーん・・・」
それでも、ひたすら熱中して川を覗き込む
集中力の高さったら...
若いって、すばらしい~
男性陣は、ただひたすら...
釣り。釣り。釣り!
まさに、働かざる者、食うべからずキャンプですな。
今回はオーナーの奥様が料理長。
下ごしらえなどのお手伝いをさせてもらいつつ、
野外料理の極意を教わり、とても勉強になりました~
今宵の夕飯は、採れたてのタケノコご飯と、
カワムツと
メダケと
川エビと
ノビルの
天麩羅とカラ揚げ♪
近くのスーパーで買いだしをした食材もありますが、
半分以上がこの土地で採れた食材。
いやはや、こうゆうごはんが一番しあわせですね。
どれこれも本当においしくて、あっというまに
おなかいっぱいに、、、。
夜はそれなりに気温は下がったので、
この日も流木焚火を豪快にファイヤー。
パチパチパチ
流木の焚火の、このなんとも言えない趣たるや。
炎をみつめながら、静かな夜は
ふけていくのでありました。
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2日目の朝。
5:30頃に起床。
アウトドアではアラームいらず。
私の体内時計は空が明るくなってきたら、
自然と目が覚めるようにできているようです。
ん~ 良い香り。
まずは、ひきたてのコーヒーをいただき。
焚火にあやかりながら、起き抜けの体を温めます。
「ほんとにおとなしいワンちゃんですねー」
凛も、みなさんに可愛がってもらって、と~ってもうれしそう。
(尻尾のあたりを撫でると喜びます^^)
2日目の朝ごはんはトルティーヤ♪
朝から野菜をもりもりいただきます!
ん~ うまうま。
トルティーヤって、野菜もたくさん摂れるし、
お手軽なので、キャンプごはんにいいですね。
8時近くなってくると、河原に陽が差し込んで、
気温もぐんぐん上昇。
いや~、今日もいい天気になりそうです^^
支度が終わったところで、キャンプ地から上流へと移動。
サイダーブルーの世界へといざしゅっぱーつ!
前回より水温もグンと上がって、カヤックするには
絶好のコンディション♪
雨の後でしたが、水は、前回来た時以上の美しさ。
人工物が見えなくなると、
そこはまるで「箱庭」のよう。
すっかり葉っぱも生え揃って、新緑がまぶしい~
前回も休憩したポイントで、今回も上陸。
前回より気温も上がって、遊びの幅が広がったので
遊びの時間もたっぷりと^^
岩場へ登って釣りをしたり...
ライジャケ泳ぎをしてみたり。
「ここにおっきい鯉がいるよ~」と、
川魚たちが肉眼で見えてしまうほどの透明度。
「こんにちは~^^」
この日同じ川を下ってたのは、3組ほど?
この川が一番混むのがGWと聞きましたが、
それでもたった4組しかいないとは。
ほんとに良いところだなぁ、南紀って。(しみじみ)
私もこのときばかりは、釣りにも挑戦。
無事に、なんとか4匹釣れました(^^) ヒャッホ-
この日のランチは、ご当地ご飯。
塩焼きにした川魚とともに、昨晩のタケノコごはんを
いただきます♪
のんび~り2時間ほどの休憩タイム。
まるで、無人島のビーチで遊んでいるような、
そんな錯覚すら覚えた、とってもステキな場所なのでした。
午後1時。
下流に向かって、再びどんぶらこっこ~と漕ぎだします。
「ここには沢蟹がいるよー」
「お! じゃぁここでも休憩1時間!」
そんなこんなで、ちっとも前に進みません。笑
通常ならば、2時間ほどで下れてしまう川ですが、
寄り道、道草しながら、5時間ほどでゴール。
あ~ たのしかった♪
もうちょっと気温が上がったら、ドボンと岩場から
飛び込みたいなぁ。(また次回)
15:00すぎ。
再び回送車に乗って、キャンプ地へと帰還します。
2日目の夕食は、アジのお刺身と
沢蟹のから揚げと
卵とじと塩鍋と
ダッチオーブンのパエリア♪
川エビの出汁がきいていて、と~ってもおいしかった^^
今度自分でも作ってみよーっと。
個泊個食キャンプもたしかにラクでいいですが、
こうやって、みんなで力をあわせて採取から漁をし、
その日食べられる量だけの収穫をして、
それらの命をいただくという。
このプロセスを意識することが、自分にとっては、
とてもとても有意義で。
自然の中に、一時的に身を置かせていただき、
豊かな時間の中で、
「生きるチカラ」が培われるような、
そんなキャンプとでもいいましょうか。
最近は、娯楽的要素が強いキャンプよりも、
こういったシンプルな野営スタイルのキャンプに
魅力を感じている今日この頃です。
清流の景色は、まさに知る人ぞ知る一級品!
だけども、山に行くよりも気楽にいけて、
凜も一緒に楽しめるところが
カヤック旅のいいところ。
また近いうちに、どこかに行けるといいね^^
(完)