3/26(土)のこと。
ふと、おもい立って、「お寺ヨガ」を始めてみました。
「ヨガ」
自分にとっては、近いようで遠い、
そんな存在でした。
ずっとこれまで、ヨガ=エクササイズという
思い込みが強かったからかもしれません。
しかしある時、こんなコラムが目に留まりました。
イチローさんやテニスのジョコビッチ、
そのほかにも故スティーブジョブスさんなど。
トップアスリートや一流の経営者は
ヨガや瞑想で”マインド”をトレーニングしている。
この話を耳にし、それまで全く興味のなかったヨガに
俄然関心を持つようになりました。
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本来の「ヨガ」の目的は
「心の浄化」をすること。
ヨガや瞑想は、身体だけでなく心に働きかけ、
集中力と静かな心をもたらしてくれるもの。
ヨガはもともとヒンドゥー教の修行法の一つ。
統合・集中・瞑想などの意味を持つ
サンスクリット語の「ユジュ」が語源。
ヨガは動く瞑想ともいわれているようです。
ヨガは単に体を動かすのではなく呼吸に合わせて
行うことで以下のような効果が期待できるそう。
・リラックス効果
・脳の活性化
・冷え性改善
・脂肪燃焼
・筋肉の柔軟
・疲労回復 etc....
ふむふむ。
ランニングの合間にストレッチをするより
よっぽど意味があるような気がしてきました。
しかも、お寺でやっているヨガがあることを知り、
俄然やってみたくなった私。
思い立ったが吉日です。
浄化の必要がありそうな(笑)友人を誘って
一度参加してみることにしました。
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車で走ること1時間弱。
向かった場所は、湘南江の島にある本連寺さん。
藤沢には、学生時代に毎日通っていたこともあり、頻繁に近くをバイクで通っていた私。
よく見慣れた土地の路地裏に、まさかこんな素敵なお寺があるなんて・・・!
と、朝から一人、びっくりポンです。
到着したのは9:30。
趣のある本堂と門。
静かな境内、美しく手入れされた
お庭のたたずまい…
お寺の石畳を歩くとスーッと心が落ち着き、
お香の香りに、心がほころびます。
そして、本日のヨガ講師・小沢まなみさんとご対面。
(※ご本人のオフィシャルブログから転載)
会った瞬間。
「まるで菩薩のようなお方だなぁ」と。
とってもやわらかいオーラを感じました。
ちなみに小沢まなみさんはこんな方↓
はじめまして。小沢まなみです。
私は作業療法士(リハビリの国家資格)としてリハビリ病院や総合病院に10年間勤務していました。
関節や筋肉、骨折などの病気、リュウマチなどの整形疾患の患者さんや、脳卒中の片麻痺、神経難病、脊髄損傷、認知症などの患者さんのリハビリテーションに携わってきました。
病院で患者さんと関わる中で感じたことは、「人の健康は、心と体の関係が深く結びついている」ということでした。
そしてもっとこころと体の関係を深く知りたいと思い、大学院に進み脳の研究をしました。
そして「人の健康」は、心と体のつながりだと改めて思い、リハビリの治療法だけでなく、ヨガにも興味をもつようになりました。
またその頃、プライベートでは両親が次々と病気になり介護をしてきました。
2人ともあらゆる治療手段を施しましたが、結局は苦しみながら亡くなってしまいました。
その後、祖父の認知症の介護も続き、身体的にも精神的にもとても辛い時期がありました。
ついに自分自身の体調を崩し仕事に行けなくなって「健康」の大切さを改めて実感しました。
無理なくゆっくりでも良いから、確実に改善する方法や、根本的な治療が必要だと感じ、自身の生活スタイルや、食事、運動、人生観、思い込み、人間関係なども見直しました。
この時にヨガやアーユルヴェーダの知恵にとても助けられました。
私は「うつ病」でしたが、特に薬も飲まずに治すことができました。
ヨガとアーユルヴェーダの知恵によって。
この経験はその後の私の生き方も変える、素晴らしい体験でした。
今はたくさんの健康法や治療法がありますが、何より大切なのは、その人に合った治療や対応です。
ヨガとアーユルヴェーダーではそれを一番に大切にしています。
またヨガとアーユルヴェーダでは何よりも「人生が幸せになること」が目的です。
人は幸せになるために生きています。
どうか皆様のこころと体が健やかで幸せでありますように。
こころも体も内側から幸せになる!そんなヨガを伝えることができたらと思っています。
Be well , Be happy , Be who you are
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「きっと素敵な方に違いない」
直感でそう思いました。
神奈川県内に寺ヨガをやっている場所はいくつかありましたが、この方のblogを見た瞬間、
「この方から習ってみたい」
そう思ったのです。
『お寺ヨガ』
大事なことは、
『他人と比べない。自分自身と向き合うこと。』
寺ヨガ中は、呼吸を意識し、自分自身と向きあう時間。
自分自身の呼吸に意識を向け、吸って吐いての深い呼吸。
心地よいと感じるまで伸ばすことで体にしみついたこわばりをほぐすことができるのだとか。
日頃張り詰めている筋肉が、ほわわ~んと緩むのを感じました。
その場に流れる音も心地よく、雑念がどんどん打ち消されていったような気がします。
この「お寺」という場の雰囲気が、よりいっそう集中力を上げてくれるのでしょうね。
リラックスしながら、ゆったりと自分のペースでココロとカラダを、丁寧に調えていく時間。
穏やかな空気に包まれる「お寺」で丁寧に自分と向き合う「お寺ヨガ」。
これは、まさに自分が望んでいたものでした。
「誰かに会いに行く時は、
その人に自分が何を与えられるか考えなさい。
何か美しいもの、あいさつの言葉、
温かい同情、賞賛や敬愛、
相手を高める助言、
体や心や精神のためのよい知らせ。
温かい心で会いなさい。
与えるために会いなさい。」
小沢まなみさんが大切にしている言葉だそうです。
いつもは思い立って一人でいくことも多いのですが。
しあわせヨガには友人を誘って
ほんとによかったなーと思いました。
またタイミングあったらぜひいきましょねー。
そして、他にも興味をもった方がいらっしゃったら
今度ぜひご一緒しませんか?
きっと、良い一日が過ごせると思いますよ^^
(完)